男性の死亡数NO1のがんは「肺がん」あなたの旦那さんは大丈夫?

2020年7月24日健康病気予防

こんにちは!さーしゃげるかです。

病気を予防しよう!」企画第2弾!第2弾のお題は、「肺がん」です!「肺がん」の原因・初期症状・予防策・早期発見方法について、わかりやすくご紹介します♪

「肺がん」は男性が亡くなるがんランキングNO1のがんです。旦那さまの健康のためにも、ぜひサラッと読みしていってください♪


ちなみに、第1弾は女性が亡くなるがんランキングNO1の「大腸がん」についてでした。気になる方はこちらも併せてご覧ください↓

肺がんは”男性の死亡数ランキング1位”

それではまず、「肺がん」がどれほど怖いか知るために、2018年に亡くなった人が多いがんランキングを見てみましょう。

男性女性男女計
1位肺がん大腸がん肺がん
2位胃がん肺がん大腸がん
3位大腸がん膵臓がん胃がん
4位膵臓がん胃がん膵臓がん
5位肝臓がん乳がん肝臓がん
2018年の死亡数が多いがんランキング
(現時点の最新データ)

「肺がん」は、男性の死亡数1位(52,401人)、女性の死亡数2位(21,927人)、男女計の死亡数1位(74,328人)です。

なんと、男性だけで1年間に5万人、女性も含めると7万人以上の方が「肺がん」で亡くなっているんですね。「肺がん」は喫煙が大きく影響するので、歩きタバコ禁止や、いろんな場所で全面禁煙になっていく世の流れもうなずけます。

肺がんは”がん罹患数ランキング3位”

ではでは「亡くなった人が多いがん」ランキングに続いて、「罹った人が多いがん」のランキングも見てみましょう。

男性女性男女計
1位前立腺がん乳がん大腸がん
2位胃がん大腸がん胃がん
3位大腸がん肺がん肺がん
4位肺がん胃がん乳がん
5位肝臓がん子宮がん前立腺がん
2017年の罹患数が多いがんランキング
(現時点の最新データ)

「肺がん」は、男性の死亡数1位、女性の死亡数2位、男女計の死亡数1位でしたが、罹患数は男性の罹患数4位(82,880人)、女性の罹患数3位(41,630人)、男女計の罹患数3位(124,510人)です。


あれ?って思いますよね。そうです。意外に罹る人は多くないんです。第1弾で紹介した「大腸がん」は、2017年に罹った人は15万人、2018年に亡くなった人は5万人でした。一方、「肺がん」は2017年に罹った人は12万人、2018年に亡くなった人は7万人。

つまりつまり、「大腸がん」よりも「肺がん」の方が死亡率が高いんですね。「肺がん」恐ろしい…

肺がんの”原因”

「肺がん」の恐ろしさがわかったところで、続いて「肺がん」の原因をご紹介します。

「肺がん」というと、「原因は、喫煙と副流煙」と学校の何かの授業で習った覚えがありますね。うちの夫は喫煙してないから大丈夫!と安心していませんか?実は、最近は喫煙経験がない人も「肺がん」になるケースが増えているんです。

というのも、「肺がん」には、タバコの影響が大きいタイプ(扁平上皮がんなど)と、タバコの影響がそれほど大きくないタイプ(肺腺がんなど)があるんです。

タバコ・副流煙

もちろん、「肺がん」の1番の原因は「タバコ」です。

タバコを吸うのも、タバコの煙を周りで吸うのも危険です。タバコは「肺がん」の原因になるだけではありません。狭心症や心筋梗塞、脳卒中など他の病気のリスクも高めるので、タバコを吸っている場合はできる限り早く禁煙することをおすすめします。

大気汚染

「タバコ」以外の「肺がん」の原因1つ目は、「大気汚染」です。

汚い空気を吸い込むのは、いかにも肺に悪そうですよね。自動車の排気ガスや工場の煙など、有害物質を吸う機会が多いと「肺がん」になるリスクが高まるので注意が必要です。

女性ホルモン

そして「タバコ」以外の「肺がん」の原因2つ目は、「女性ホルモン」です。

女性ホルモンが「肺がん」の原因になるのは意外ですね。月経期間の長い(初潮が早く、閉経が遅い)女性や、エストロゲン補充療法を受けた女性に「肺がん」の発症率が高いことが以前から報告されているので、該当する方は要注意なのです。

さーしゃげるか

「肺がん」の主な原因は、「タバコ」「汚い空気」「女性ホルモン」

肺がんの”予防策”

ではでは、続いて気になる「肺がん」の予防策を見ていきましょう。

禁煙

まず予防策1つ目は、みなさんご存じのとおり「禁煙」です。

喫煙者は、タバコを吸わない人と比べると、男性は約4.4倍、女性は約2.8倍「肺がん」になるリスクが高まると言われています。でも、今からでも禁煙は遅くありません

タバコをやめて4年未満は、タバコを吸わない人と比べると喫煙者の「肺がん」死亡リスクは約4倍です。

禁煙が10〜14年続くと「肺がん」死亡リスクは1.87倍まで下がり、15年以上禁煙を継続すると死亡リスクはタバコを吸わない人とほぼ同程度まで下がります。

汚染された空気を吸わない

続いて、予防策2つ目は、日々の生活の中でできるだけ排気ガスやタバコの煙など汚染された空気を吸わないように気を付けることが大切です。

散歩の時に高速道路の近くを通らない、喫煙所には近づかないなど、できる範囲で気をつけましょう。

イソフラボンを摂取する

予防策3つ目は、「イソフラボン」を摂取することです。

「イソフラボン」は、「大豆」のことだと思っていただければOKです。実は、国立がん研究センターから”喫煙経験のない男性ではイソフラボン摂取が多いほど肺がんになりにくい”という研究結果が発表されているんです。

その研究では、イソフラボンの多い大豆食品を1日当たり48㎎ほど摂取しているグループは、1日当たり9mgしか摂取していないグループと比較して、「肺がん」発症リスクが半分以下(約43%)になり、イソフラボンの摂取にはっきりとした予防効果がみられたそうです。

ちなみにイソフラボン48mgは、「納豆1パック」「豆腐半丁」「味噌大さじ1」ほどです。

「お味噌汁」や「納豆」は健康に良いと言われていますが、実際に「肺がん」の予防に有効なので、ぜひ毎日の食卓に取り入れてみてください♪

さーしゃげるか

「肺がん」の予防策は、「禁煙」「汚い空気を吸わない」「大豆製品を食べる」

肺がんの”初期症状”

さて、ここで「肺がん」の初期症状について少しだけご紹介したいと思います。

まず知っておきたいのは、「肺がん」は初期症状が出ないことが多いということです。「肺がん」の主な症状として「咳」や「痰」がありますが、風邪と間違いやすい症状なので気づかない場合も多いです。

自覚症状がない「肺がん」は、気づいた時には他の部位に転移していて既に手遅れ…ということも少なくありません。そのため、早期発見のためには何よりも「検診」が重要です!

さーしゃげるか

「肺がん」は、初期症状が出ないことが多い。主な症状には「咳」「呼吸困難」「息切れ」「息苦しさ」「痰」「胸の痛み」がある。

肺がんの”早期発見”

それでは、本題の「肺がん」の早期発見方法をご紹介したいと思います!

胸部 X 線検査 + 喀痰細胞診

胸部X線検査

まず、「肺がん」の検診で主流なのは「胸部 X 線検査」と「喀痰細胞診」の組み合わせによる検査です。

「胸部 X 線検査」は、健康診断では20・25・30・35歳の方と、40歳以上の方全員が受診対象になっています。

「喀痰細胞診」は、50 歳以上で、喫煙指数(1 日の喫煙本数×喫煙年数)が600以上の人が対象の検診です。

「胸部 X 線検査」と「喀痰細胞診」の組み合わせによる検査の感度(がんがある人を正しく診断できる精度)は、70%前後です。

胸部CT検査

胸部CT検査

でも、「胸部 X 線検査」では初期の小さな「がん」を発見するのはなかなか難しいので、近年ではより小さな病変を検出することができる「胸部CT検査」を使用する施設も増えてきています。

アメリカからは、”胸部レントゲン写真と胸部CTによる肺がん検診を比較したところ、胸部CTによる検診にて死亡リスクが 20% 減少した”という報告も上がっており、オランダやベルギーからも同様の結果が報告されています。

知っておきたい”医療被ばく”

「胸部 X 線検査」よりも「胸部CT検査」の方が高精度なら、毎年「胸部CT検査」を受ければ良い!と思われるかもしれませんが、1点注意したいのが検査時の被ばく量です。

「胸部X線検査」や「胸部CT検査」は放射線を使った検査なので、検査時に放射線を浴びます。普通に生きていれば自然から浴びる「自然放射線量」は年間約2.4mSvです。「胸部X線検査」は1回0.06〜0.15mSvで自然放射線量よりも格段に少ないので、安心です。でも、「胸部CT検査」は1回7.0 mSvで、「自然放射線量」の3年分の被ばく量です。

被ばく量が多いからと言って、「胸部CT検査」がダメなわけではありません。大切なのは、「被ばくを受けるリスク」と「がんのリスク」を天秤にかけて、効果的な方法を選ぶことです。

ベストな検診は?

色々調査した結果、私は毎年「胸部X線検査+喀痰細胞診」の検診を受けて、40歳以上は1~5年に1度「胸部CT検査」がベストだと判断しました。

40歳以上の「胸部CT検査」を1~5年に1度としたのは、過去の喫煙経験や現在の喫煙状況によって「肺がん」になるリスクが異なるからです。

一度も喫煙経験がないのであれば「胸部CT検査」は5年に1回で良いでしょうし、現在も喫煙しているのであれば毎年受けたほうが良いかもしれません。

何年に1度「胸部CT検査」を受けると良いかは、初回受診時にお医者様に相談するのが良いと思います。

さーしゃげるか

「肺がん」の早期発見には、毎年「胸部X線検査+喀痰細胞診」、40歳以上は1~5年に1度「胸部CT検査」

「肺がん」まとめ

◎「がん」の中でも男性は「肺がん」で死ぬ人が1番多い

◎「肺がん」は初期症状がほとんど出ないので見つかりにくい

◎「肺がん」の予防は「禁煙」「汚れた空気を吸わない」「大豆製品を食べる」

◎「肺がん」の早期発見には毎年「胸部X線検査+喀痰細胞診」、40歳以上は1~5年に1度「胸部CT検査」

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いかがでしたでしょうか?

最後に、「肺がん」の5年生存率をご紹介しておきたいと思います。

肺がん患者さん全体の5年生存率は、男性で27%、女性で43.2%です。でも、早期発見できた場合の5年生存率はステージIで83.8%なんです。つまり、「肺がん」は早期発見できたほうが生存率が格段に上がります。

旦那さんが死んでしまうことほど辛いことはありませんよね。ぜひ、今回ご紹介した予防策・早期発見方法を旦那さんに話してあげてください♪

参考サイト
国立がん研究センター
すぐ禁煙.jp

2020年7月24日健康病気予防